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はり灸整骨院growth(グロウス)|神戸市垂水区
2024.04.05
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栄養素・炭水化物とは?

炭水化物とは?
炭水化物または糖質は、単糖を構成成分とする有機化合物の総称。
非常に多様な種類があり、天然に存在する有機化合物の中で量が最も多い。
三大栄養素のひとつである。


栄養学上、炭水化物は
糖質と食物繊維の総称として扱われている。


消化酵素では分解できず
エネルギー源にはなりにくいものを
「食物繊維」と呼ぶ。


消化できるものを「糖質」と呼ぶ。
糖質は脳や身体にとってのエネルギー源となるが
多く摂取しすぎると肥満や糖化の原因となる。


炭水化物の分類
炭水化物は以下の 3 つに分類される

■単糖類
・ブドウ糖(グルコール)
・果糖(フルクトース)
・ガラクトース

■二糖類
・麦芽糖(マルトース)【ブドウ糖+ブドウ糖】
・蔗糖(スクロース)【ブドウ糖+果糖】
・乳糖(ラクトース)【ブドウ糖+ガラクトース】

■多糖類
・でんぷん(アミロース、アミロペクチン)
・繊維(セルロース)


人間の唯一のエネルギー源となるのは
「ブドウ糖」である。


このブドウ糖が体内からなくなり
血糖値が低下したときには
筋肉を分解し、アミノ酸を放出、
肝臓でブドウ糖(グルコース)に変換される。


これを「糖新生(とうしんせい)」という。
このことから筋肉量を増やして
ボディメイクをおこなう際に糖質をカットすると
筋肉はつきにくくなる。


ただし、炭水化物の過剰摂取は
体脂肪量が増え
「肥満」を招くので注意が必要。


炭水化物が含まれる食品は
ご飯(米)、パン、麺類、イモ類、
果物、アルコールなどに含まれる。


体脂肪量を減らすには
・栄養コントロール
・有酸素運動
が効果的である。


空腹時の低血糖時から
糖質を摂取すると
食後、血糖値が急上昇や急下降を起こす。

それを「血糖値スパイク」という。

血糖値スパイクとは
インスリンの分泌が
正常におこなわれないことが原因。


老化や肥満の影響で
インスリンを分泌する
膵臓の機能が衰えると
適切なインスリンを分泌できなかったり
インスリンを分泌するタイミングが遅れたりする。


その結果、ブドウ糖を細胞内に取り込めず
血液中のブドウ糖濃度が急激に上昇し
食後高血糖状態となる。


通常であれば、食後 2 時間以内で
血糖値は正常範囲に戻るが、
食後高血糖の場合、食後2時間以上しても
血糖値が高いままになる。
インスリンが急上昇している
血糖値を下げるため大量分泌されると
急激に血糖値が低下する。


この血糖値スパイクを予防するには、
空腹時に糖質の食品から食べるのでなく、
タンパク質や脂質、食物繊維を含むおかず
野菜などから食べ始めるようにする。


血糖値をあげにくい
GI(グリセミック・インデックス)値の低い食品から
摂取するのもひとつの方法である。


■GI 値の低い食品
玄米
蕎麦
大豆
ナッツ
バナナ
キウイ など


■GI 値の高い食品
麦芽糖
ブドウ糖
白米
うどん
食パン
じゃがいも
フライドポテト など


また食事以外の予防方法として
食後 1~2 時間後に運動をすることもおすすめ。


ウォーキングなどの軽い運動でも
体を動かすことで血糖値の上昇を抑えられる。