ポーツによるケガの部位別ランキングは突き指が1位で約20%
2位が足の捻挫が15%、3位は膝の靭帯損傷が6%となっています。
小学生と中学生では手(指)と足の関節の捻挫が一番多く、
高校生になると手と足関節に加え膝のケガが増えてくる傾向が見られます。
小中学生では骨折が一番多く、高校生以上では捻挫が多いという傾向もあります。
小学生・中学生は成人と比べて骨が柔らかく折れるというイメージはしにくいのではないでしょうか。
その理由としては、子供のころは骨と比べると靭帯の方が強いからというのがわかりやすいとおもいます。
成人すれば骨の方が強くなります。そのため成人では骨折より脱臼が多いのです
そのため小学生の時期に多い骨折は関節の少し上や下で折れやすいということになります。
関節は靭帯や関節の構成体でがっちりガードされておりその部分は折れにくい反面、
強い部分(関節付近)の上下に衝撃が加わったときに折れやすいというメカニズムなのです。
また最近では生活仕様の変化、食生活の変化も骨折増加の原因と言われいます。