当院の骨盤矯正、姿勢矯正は、「骨を鳴らす」事を目的とする骨盤矯正ではなく、「仙腸関節の位置を整え、骨盤を安定させること」を目的とするため、他の整骨院の矯正施術と違い、施術による痛みを感じにくく、正しい状態を記憶させる骨盤矯正方法を取り入れています。
骨盤は大きく3つの骨で構成され、それぞれが靱帯で結びつけられています。
その上に背骨が乗っかっています。
ここがゆがむことはそれより上のものがすべてゆがむことにつながります。
特に女性の骨盤は子供を迎え入れるために、男性の骨盤より幅が広くできています。 加えて月経周期やホルモンの影響により、骨盤の骨同士を結び付けている靱帯が緩みやすく、そのため骨盤がゆがむことにつながります。
特に出産後の女性にはほとんどゆがみが生じていますので、出産後安定してくる3か月以降に、まずはゆがんでいるかどうかだけでも診させていただければと思います。
また当院ではマタニティ期から正しい姿勢をキープ出来るようにするマタニティ整体も行っております。マタニティ整体にてスムーズなお産に向けて調整するとともに産後の状態を出来るだけいい状態にする目的があります
骨盤を正常の位置に整えることで、骨盤から背中の方に伸びている姿勢を真っ直ぐに保つ筋肉や、骨盤周りの筋肉のバランスが整います。
そのため、腰にかかる負担が大きく軽減し、ゆがんでいる時と比べてうまく重心が腰に落ちます。
さらに、骨盤の骨の中心となる「仙骨」からは、骨盤内の内臓へ神経が伸びていますので、生理痛や便秘の解消にもつながります。
まずは立っていただき全身のゆがみの状態を確認します。
判断する一つの材料として、まず足の長さの違いでは1センチ以上あるとずれが大きいと言うことができます。 また、ウエストラインの高さの違いにより、骨盤のねじれを確認します。
一人一人の骨盤の状態は異なるため、ゆがんでいる方向や、ゆがみの度合い、ゆがみのタイプに合わせて施術を行い、正しい位置に調整します。
「骨盤矯正をやっています」と言っている整骨院が、本当に骨盤を操作できているかは疑問を感じる事もあります。
という理由も、骨盤は人体で最も大きい骨の塊で、全身から筋肉が集中している土台でもあるので、非常に頑丈に靭帯で固定されています。
施術の現場で多く見られる「バキバキ音が鳴る」だけの施術では、一見骨が動いているように見えますが、実は骨盤の関節が動いているのではなく、腰の骨の一部が鳴っているに過ぎません。
当院では、痛みの度合いにもよりますが、「2週間に1回の矯正期間」をオススメしています。
中には、毎日骨盤矯正を施術する整骨院もあるようですが、本当にゆがみが取れているならば、毎回矯正する必要性はありません。
実際に、短期間で骨を鳴らしすぎると、一時的にスッキリした感覚はあっても、関節を補強する靭帯などがゆるくなるリスクもあるため、正しい状態で骨盤を安定させることが本来は重要なのです。
骨盤矯正後は、筋肉や関節の調整を行ったり、足部へのバランス調整テーピングにより、正しい状態で骨盤の状態を安定させます。
他院でよく腰の矯正ということで、鳴りやすい腰の骨をボキボキ鳴らされる場合がありますが、この場合骨盤のゆがみが取れていないため、筋肉の作用によりにすぐに元に戻ってしまいます。
当院での矯正は、骨を鳴らすのではなく「仙腸関節」と呼ばれる「本来の骨盤」からアプローチしていますので、大元から調整ができます。
出産後の調整に来られた方などは、正しい位置に戻してから骨盤ベルトを着けていただくのと、ゆがんだまま骨盤ベルトを締めることと比べて格段の違いが出ます。